カーセンサーでプリウスの一括査定をした結果
カーセンサーって中古車情報誌じゃないの？
カーセンサーといえば最も有名な中古車情報誌であり、私も車の買い替えを検討する際は活用しますし、中古車を探す際はお世話になるという方も多いと思います。
昔はカーセンサーといえば中古車販売業者の紹介をする雑誌というイメージでしたが、近年は買取業者や中古車販売業者との太いパイプを活かし車の一括査定を行っております。
そんなカーセンサーの一括査定ですが、登録している業者数は公表しておらずどの程度の数の買取業者がカーセンサーの一括査定に参加しているのかは分かりませんが、一括査定の申し込みをした際は最大で30社の査定を受けられます。
とはいえ、最大30社と言われても「そんなに対応していたら疲れちゃうよ…」というのが本音であり、一括査定を行う業者の中で最大の業者登録数を誇るズバット車買取比較ですら最大10社の謳い文句でも査定を依頼すれば多くは5～7社程度に収まるので、カーセンサーの「最大30社」がどの程度のものなのか査定依頼の非常に多いトヨタのプリウスで試してみる事にします。
カーセンサー一括査定の使い方と実際の業者数は？
まずはカーセンサー.net簡単ネット査定のページを開きます。
そうしたらトップページの一番目の付くところに以下のような入力欄があるので、ここに必要事項を入力し「申し込みスタート」のボタンを押します。
すると下図のような車の年式や走行距離、色などや電話番号やメールアドレスを入力する画面に切り替わり、右には査定を行う業者が羅列しています。
今回は平成22年式トヨタプリウスの1.8Sというグレードで色はパール系、走行距離は40,001～45,000kmで登録していますが、プリウスという査定依頼が多いであろう車種であり、かつ住所を業者が多いであろう東京にしているにも関わらず査定を行う業者は10社という結果に、「最大30社」はさすがに盛りすぎだろうと感じました。
ちなみに査定依頼NO.1のフィットでも試してみましたが結果は9社に。
もしかしたら大都市圏より車が必須である地方の方が買取業者は増えるのかもしれないと思い地方の市町村でいくつか試してみましたが、多くは5～8社という結果に終わりました。
ただ、少し前までホームページに明記されていた「最大30社」の文字が無くなっているので、もしかしたら現在は10社程度に抑えているのかもしれません。
という訳で、最初の条件のまま一括査定を申し込んでみました。
ホームページ上にその文言は見受けられず、数を抑えている可能性がある
カーセンサーの一括査定を使ってみた結果は？
一括査定の宿命でもありますが、査定の申し込みを行った直後から買取業者から「ぜひ査定させて下さい」との電話やメールが相次ぎます。
基本的にメールはスルーし電話をかけてきた業者4社に詳しい車の状況を伝えた上でおおまかな査定額を伺ったところ、最低額が80万円で最高額が100万円となり、差額は20万円となりました。
中にはメールで大まかな査定額を提示した業者もありましたが、80～95万円といったようにかなりの幅がある提示だったので、やはり最低でも電話で確認しないとまともな査定額は算出できないんだなと感じました。
もちろん実車を持ち込めばもっと金額を詰めて最終的な買取額が提示されるのでしょうが、今回査定した車は友人の車であり手元になかったため直接持ち込む事は出来ず、あくまでも電話でのやりとりの査定額となります。
興味深かったのは誰しもが名前を知っているような大手の買取業者より中堅どころや地域の買い取り業者の方が高い査定額を提示する事もあり、必ずしも大手が良いという訳ではないようです。
まだ一括査定などあまり無かった頃、私自身も車の買取は大手の方が高く買い取ってくれるだろうと大手2社だけに査定を出して高い方に売却した経験がありますが、その頃に一括査定があり大きくない業者にも査定できていればもっと高く売れたのかな～とか考えてしまいました。
当然大手であろうが大手でなかろうが電話での対応はしっかりしており、感じの悪そうな態度を取る業者は皆無でした。
査定を受ける業者はチェックボックスのチェックを外す事により自分で数の調整や査定を受けたくない業者を弾く事もできますので、すでに他の査定業者で一括査定を受けている方でも業者の重複を心配する必要はありません。
■チェックボックスでのチェックの有無でこちらから業者を選定できる
その他おすすめ買取業者
あわせて読みたい関連記事
一般的に改造車はノーマル車に比べ買取価格や売却額が下がるといわれています。しかしアルミ交換や車高ダウン程度のセンスの良いライトチューンならばプラス査定になる場合も多く、必ずしも改造車の査定額が下がる訳ではありませんが、マニアックな改造になると査定は下がる傾向に…続きを読む
車を売却、買い取ってもらう際に喫煙車の査定はどうなのか？喫煙車は査定においてマイナスの要素しかなく、臭いや内装の焦げなどによって査定額は下がりますので、それを避けるための方法などを考えていく必要があります。具体的に査定ははいくらぐらい下がるのでしょうか…続きを読む
車を廃車にする際に戻ってくる可能性のあるものは自動車税や自動車重量税、自賠責保険料になります。しかしこれらはそれぞれ条件や還付の手続きが異なり、また売却などによる名義変更や移転登録では還付の対象になりません。また軽自動車か乗用車かによっても変わってきます…続きを読む
長く乗った車は低年式で走行距離も伸びている車が多く、そういった車は0円査定で値段の付かない事もよくあります。そういった車の処分はお金がかかったりするのでしょうか？未だにそんな勘違いがはびこっていますが実際はお金がかかるようなことはなく廃車でも買い取ってくれる場合も…続きを読む
車の査定において買取額に一番大きな影響を与えるのが修復歴です。多くの方は板金をすれば修復歴ありになると勘違いしていますが、これは間違いで車の骨格部分を交換、修理した車を修復歴車と呼び、修復歴がある場合の買取額は2～3割ほど安くなってしまいます…続きを読む
中古車の価格や買取相場を決める要因は様々ありますが、簡潔に言ってしまえば「人気」がすべてとなります。極端な話、中古車には新車価格は関係なく需要と供給のバランスでのみ価格が決まるといった特徴があります。同じ車種でも希少グレードになると一気に価格が跳ね上がることも…続きを読む
