無料車査定ナビ 優良企業のみが参加する査定業者

無料車査定ナビに登録する業者は23社と少ないが…

カーセンサースバット車買取比較のように多くの買取業者が登録している大きな買取業者とは違い、無料車査定ナビの参加業者は全国23社とずいぶん控えめで、ホームページを見ても他の業者の派手なホームページに比べるといくぶん地味…

ただその企業の中にはガリバーやカーチス、アップル、カーセブンといった有名企業が名を連ね、無料車査定ナビに登録している提携査定会社は一般社団法人「日本自動車流通研究所(JADRI)」に加盟している優良企業のみとの事なので、「規模が小さくて怪しい…」という事はなさそう。

とりあえず査定の申し込みをしてみないと何も分からないという事で、他社との比較を考え多くの業者が集まりそうな人気の車種…スズキワゴンRで査定の申し込みをしてみます。

この業者は一応ビンテージカーや輸入車に強い業者が登録してあると謳っているので、合わせてフォルクスワーゲンゴルフの査定も申し込んでみます。

■無料車査定ナビに登録している業者は大手も含め23社
■提携会社は一般社団法人日本自動車流通研究所に加盟する優良企業

無料車査定ナビでスズキワゴンRの査定を申し込み

まずは無料車査定ナビのページを開きます。

まず目に飛び込んでくるホームページの少し下に下図のような一括査定申し込みフォームがありますので、ここに必要事項を入力していきます。

ちなみに今回査定するスズキワゴンRは平成24年式で走行距離は28,000kmなので、30,000km以下を選択します。

無料車査定ナビの一括査定申し込み

必要事項を入力し終わり「一括査定を依頼する」のボタンをクリックします。

そうすると車の情報や住所、氏名、電話番号などの最終確認画面が出てきて、一番下に査定を行う業者が表示されるのですが、今回はガリバー、カーリンク、ビッグモーターの3社となりました。

無料車査定ナビ 最終確認画面

スズキワゴンRという売買の旺盛な車にしては査定を行う業者が3社というのはちょっと物足りない印象を受けます。

無料車査定ナビでの一括査定は最大7社との事ですが、登録が23社という事を考えると多くは3~4社に収まるものと推測できます。

また、他の一括査定を行う業者であれば買取企業毎にチャックボックスが設置してあり、自分で査定を受けたい買取業者を取捨選択できるのですが、無料車買取ナビではチェックボックスが存在せず査定業者を選べません。

とはいえ、一括査定を行う業者はそれぞれ独自の販売網を持っており、無料車査定ナビは登録業者が少ないがゆえに地元の業者を積極的に使う事も考えられますから試してみる価値は十分あるのかも知れません。

ちなみに今回の査定で上記3社から電話がかかってきまして、色やグレード、車検の期間といった詳細を伝え詳しい査定額を聞いたところ、3社とも50~60万円という査定額に収まるという結果になりました

スズキのワゴンRは軽という事もあって税金も安く非常に人気の高い車種で活発に売買が行われているので相場も高めであるものの、スティングレーのような上位モデルではないためこのくらいが限界との事でした。

■無料車査定ナビは登録業者が23社という事もあり査定を行う業者は少なめ
■チェックボックスにより買取業者の取捨選択ができないのはマイナスポイント

フォルクスワーゲンゴルフの査定は?

最初の方で書いたように無料車査定ナビが輸入車に対してどの程度の買取業者を用意するのか調べるため、日本国内を走る輸入車としてはよく目にするフォルクスワーゲンゴルフで試してみます。

注目ポイントは輸入車ということで「輸入車の査定に何社が参加するか?」「各社でどの程度査定に開きがあるのか?」という点。

そして査定を申し込むにあたって必要事項を入力し査定を行う業者を見てみると…

無料車査定ナビ ゴルフの査定

まさかのガリバーのみ…

これを行ったのは2015年11月で、ちょうどフォルクスワーゲンの排ガス不正が問題になっていた頃というのも影響したのかもしれませんが、1社では何の比較も出来ないので今回は査定を行う業者が分かったこの段階で終了とします。

フォルクスワーゲンに関しては一連の不祥事によりディーゼル車を売っていない日本でさえブランドイメージの低下により2015年10月の国内販売台数が前年同月比で半減したとの事ですから、しばらくは買取価格の面でも厳しくなるのかもしれません。

無料車査定ナビのまとめ 査定を終えて

実際に無料車査定ナビを使ってみて感じた事は、やはり参加企業23社という少なさに集約されるものの、以前「ナビクル」などでもお馴染みの東証1部上場企業である株式会社エイチームが運営するナビクル車査定でホンダフィットの査定をお願いした際の査定業者は4社だったので、「まあこんなものなのかな~」といった印象でもあります。

一括査定の場合、査定の申し込みを行った直後から業者による電話やメールが届くので、あまり数が多すぎても対応が大変になるのは確かであり、一括査定で6~8社くらいの業者が選定されたとしても結局3~4社受けておおよその査定額が分かってくると、他の対応に面倒くさくなりスルーする事が多かったののは事実です。

どういった方が無料車査定ナビを使うべきかというと、ここはチェックボックスで自分から業者の選定ができないため、複数の一括査定業者に依頼してみる事を考えているのであれば、ますここを一番始めに使ってみるのが効果的と感じました

ここで査定を受けた上で他の一括査定業者を使えばチェックボックスのチェックを外す事により重複する業者を選ばない事も出来ます。

また、もしすでに他の一括査定を受けているのであれば、とりあえず無料車査定ナビのホームページから必要事項を入力し「一括査定を依頼する」をクリック、その後の確認画面で出てくる査定を行う業者を確認し、今まで査定を受けていない業者が出てくれば査定を依頼、出てこなければ依頼の送信をせずにそのまま止めてしまうという方法もあります。

とはいえ、少しでも車を高く売るためにも査定業者の大小に関わらず様々な業者とコンタクトを取ることが重要になるため、そう考えると20社程度の買取業者しか登録していない無料車査定ナビは不利と言わざるを得ません。

そう考えると、500社以上の買取業者が登録しているカーセンサーの一括査定あたりを使用したほうが手間が省けていいのではないでしょうか。

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