車の芳香剤が査定に与える悪影響

多くの人が利用する車の芳香剤

車の芳香剤は買取査定でマイナス

車の芳香剤、使用する理由は「香りが好き」「車内の臭いをごまかすため」など様々だと思いますが、愛用している方は多いのではないでしょうか?

しかしそんな芳香剤、匂いの好みはひとそれぞれであるため「匂いが好き」というのは独りよがりである場合が多く、同乗者に不快な思いをさせていることも少なくありません。

また窓を開けると芳香剤の匂いが車外にぶわっと放出されるほど強力なものも見かけますが、このレベルになると買取査定において確実にマイナスになってきます。

その影響はいかほど?

車の芳香剤が嫌いな人は驚くほど多い

自分は良い匂いと感じて入れているであろう芳香剤ですが、他の人にとっては嫌いな臭いである可能性も多く、そもそも芳香剤の臭い自体が嫌いという人も非常に多くなっています。

以前「R25」というサイトで20~30代の独身女性200人に「ドライブデートで、彼が乗ってきたらドン引きするクルマ」というアンケートを行っており、その結果がこちらになります。

  • ■1位 アニメキャラが描かれた痛車(87.0%)
  • ■2位 食べかすなどゴミが散らかっている(83.5%)
  • ■3位 芳香剤など香りがキツイ(62.5%)
  • ■4位 フロントガラスがワイパーの跡がくっきり残るほど汚れている(62.0%)
  • ■5位 土足禁止のルールがある(58.0%)
  • ■6位 マフラーが改造されている(51.5%)
  • ■7位 アイドルやアニメソングのCDがかかっている(48.5%)
  • ■8位 シートがアニマル柄である(47.5%)
  • ■9位 ハンドルやレバーが派手に装飾されている(46.5%)
  • ■10位 ぬいぐるみが同乗している(45.0%)

男性は外装、女性は内装に手をかけるという話をよく耳にしますが、2位にゴミ、3位に芳香剤の臭いが入っているあたりからもそれが伺えます。

…1位の痛車は置いておこう…

最近の車は昔のように車独特の臭いを放つ場合も少なくなり乗り心地もアップしているため車酔いする人は減っている印象がありますが、やはり何かの“きっかけ”があれば酔ってしまう人も依然多く、それが芳香剤という人も少なくありません。

自分の車にも芳香剤を入れているが、他人の車の芳香剤は好みに合わずダメという場合も多々あり、臭いの問題は一筋縄ではいきません。

私自身も芳香剤の臭いがダメなので自分の車は車内清掃と消臭剤を用いできるだけ臭いを排除しており、芳香剤が入っている場合が多い他人の車はできる限り乗らないようにしています。

強烈な芳香剤を入れている人の場合、車から降りても服に臭いが染みついていますので「近寄るな」と感じる人もいるでしょう。

無臭に近い車内を不快に感じる人はまずいませんが、他人の入れている芳香剤の匂いを好ましいと感じる人は思いのほか少なく、それは買取査定にも大きく影響してきます。

■芳香剤の臭いは思いのほか多くの人が嫌っている
■車に酔いやすい人を乗せるとゲロられる可能性も

車の買取査定における芳香剤の香り

中古車というのは人気があり多くの人が購入対象にしてくれるもの(=需要が多い)ほど高値になります。

しかし上でも触れたように芳香剤の臭いを嫌う人は多く、芳香剤の香りが強い車は購入候補から外されやすくなるため価格を下げたり、車内クリーニングなどをする必要が出てきたりするので、その分買取査定は下がります。

もちろんこれも程度の問題で、ほんのり香っている程度なら良いですが、誰が乗っても「うっ…」と感じるほど臭いが強い場合はマイナス査定を覚悟する必要が。

どのくらい査定額に影響するか。これも程度によりますが、軽く掃除する程度で臭いが取れない場合は専門業者によるクリーニングなども視野に入るため、タバコやペットの臭い同様100万円くらいの買取査定の車であれば5~10万円くらいは見ておくべきでしょう。

ただタバコの臭いに比べればまだ芳香剤のほうがマシなのは間違いありませんが。

■強すぎる芳香剤の臭いは査定に悪影響
■クリーニングが必要なレベルならマイナス額は5万円くらい

芳香剤を使うならほんのり香る程度に

車の芳香剤は香水同様嫌いな人間も多く、もし人を乗せる機会があるのであればできる限り芳香剤は使わないほうが良いでしょう。

とはいえ芳香剤を使わない車内の臭いは様々な要因により異臭を放っていることもありますので、そういった時は天然香料を使ったほんのり香る程度のものにすれば不快に感じる人も少ないはずです。

ただ、ほんのり香る程度の芳香剤では元の臭いと混ざって何ともいえない気持ち悪い臭いになってしまう可能性もありますので、車内の清掃や消臭剤を使い車の臭いをできる限り消すのがやはり基本となります。

車の臭いというのはタバコやペットなど典型的な悪臭はもちろん、好きな人も多い芳香剤も強すぎれば査定でマイナスになってしまいますので、もし臭いが強い場合は「自分で車内のクリーニングを行い査定アップ!」を参考に自分で徹底的にクリーニングしてみることも検討してみて下さい。

車の売却をお考えの方は

今乗っている車を手放そう、新しい車に買い換えようと考えている方は一度「ナビクル車査定」での一括査定を検討してみて下さい。

ナビクル車査定での一括査定はガリバーやアップル、カーチスなど多くの有名買取業者が参加しており、その中から最大10社の査定を受けられ、私自身2度ほど査定をお願いしましたが、査定会社によってホンダフィットで約11万円、トヨタノアで約35万円の差が生まれました。

また一括査定では珍しく査定申し込みの時点で画面に売りたい車の概算価格も分かるという特徴があるため、その場である程度の査定額が想像できるというのも大きなメリットです。

ナビクル車査定で一括査定

おすすめの車買取業者

あわせて読みたい関連記事