ブラック（黒）の車は買取査定に強い
根強い人気のソリッドブラック
ブラック（黒）の車というのはシャープかつ高級感のある見た目から長きにわたって人気があるため買取査定においても有利で、ブラックパールなどが増えてきた現在においてもソリッドブラックの需要は衰えていません。
ホワイトに関してはソリッドよりパールが強くなってきた印象がある中で、ブラックに関しては必ずしもそうではないのは、単色のソリッドブラックには圧倒的な美しさとカッコよさがあるから。
それは当然ながら売却の際の買取査定にも影響してきますが、ブラックが特に高く売れる車種やプラス査定の額について触れていきます。
ブラックの買取額はなぜ高い？
ブラック（黒）の車というのは昔から「黒塗りの高級車」という言葉があるように、高級感や威圧感を感じさせると共に、文句なく格好良い色の代名詞です。
そのため車に高級感や威圧感、男性的なカッコ良さを求める人にはうってつけのカラーで、比較的若い男性から高級志向の中年層まで幅広い支持を得ています。
近年はブラックにパールやメタリックが入っているものも増えていますが、ソリッドブラックとブラックパールは似て非なるもの。例えばホワイトならソリッドよりパールの方が高級感が出ますが、ブラックに関してはソリッドの方が高級感があるのです。
また、ソリッドの黒というのはデメリットとして傷や凹みがものすごく目立つという点が挙げられますが、それをいかに回避・手入れし綺麗な状態を維持するか…というのは車好きの心をくすぐりますよね。
ブラックは板金塗装の際、色を合わせやすいというのも地味にポイントが高い。
■ブラックパールよりソリッドブラックの方が高級感がある
ソリッドブラックの買取査定が高い車種
ブラック系の色はどんな車種でも比較的人気が高くプラス査定が期待できますが、男性が好む色なだけに女性ユーザーが圧倒的に多い車種に関してはプラスが望めない場合があります。
具体的にはラパンやハスラー、パッソなど明るいカラーが印象的な車の場合、ブラックでのプラス査定は厳しい面があるかもしれません。逆に希少ということでプラスになる可能性もありますが。
一方、ブラックの買取額が高い車種というと高級セダンやワンボックスカー、軽自動車を含めたカスタム系のグレードが真っ先に挙げられます。これらは基本的に男性が好む車種で、カッコ良く高級感もあるソリッドブラックは非常に高い人気を誇っています。
中でもトヨタのカラー番号「202」のソリッドブラックはセンチュリーにも採用される色とあって高級感のある黒の代名詞になっていて、これを採用する高級セダンやワンボックスカーの人気は凄まじい。
黒の車というのは傷や汚れが目立ちやすい分、車にあまり関心がない人は選ばず、こだわりのある人や車が好きな人が好む色なので、高級車やカスタムグレードなどで黒が人気なのも頷けます。
■女性が好む可愛い車の場合プラス査定はあまり期待できない
ブラックのプラス査定額
ブラックはホワイトに匹敵するほど人気の色なので基本的には多くの車種でプラス査定が見込めますが、中でもクラウンやヴェルファイア、ヴォクシーなどの車種では基準額に対し10％くらいのプラス査定になることも珍しくありません。
ハイウェイスターや軽自動車のカスタム系グレードでも黒は非常に人気があるので、これらでも状況に応じて5％前後のプラスは期待できるでしょう。
仮に200万円が買取基準額のヴェルファイアの場合、黒であれば210～220万円くらいまで上がる可能性があり、不人気色と比べると20～30万円違ってくることもザラにあります。
黒が人気の車種で50万円以上で買い取ってもらえる場合、平均して3～10万円くらい高くなるというイメージで間違いないでしょう。
ただ、それはあくまでも綺麗な塗装面を維持している場合に限り、傷つきやすく目立ちやすい色なだけに雑な洗車やワックスがけなどによって小傷がやたらと目立つような場合はプラス幅も小さくなってしまうことを肝に銘じておきましょう。
ブラックの車の売却をお考えの方は
ブラックはホワイトに匹敵する人気色であるため、基本的にはどの車種でもプラス査定が期待できますが、買取業者によってその幅は異なってきますので、より良い査定額を引き出すためにも一度「ナビクル車査定」での一括査定を検討してみて下さい。
ナビクル車査定での一括査定はガリバーやアップル、カーチスなど多くの有名買取業者が参加しており、その中から最大10社の査定を受けられ、私自身2度ほど査定をお願いしましたが、査定会社によってホンダフィットで約11万円、トヨタノアで約35万円の差が生まれました。
また一括査定では珍しく査定申し込みの時点で画面に売りたい車の概算価格も分かるという特徴があるため、その場である程度の査定額が想像できるというのも大きなメリットです。
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