社外やオプションのアルミホイールは査定アップ?

社外のアルミホイールで査定は?

車のドレスアップやバネ下重量の低減を図るならアルミホイールの交換は基本中の基本ということもあり、社外品や純正オプションのアルミホイールを入れている人も多いと思います。

近年はホイールアーチやタイヤハウスが大きくなっていることもあってホイールは大径化してきており、今では18、19インチも一般的に。しかし大径のアルミやタイヤは価格が高くちょっと有名なものだと20~30万円くらいすることもざら。

それだけお金をかけて入れるアルミホイールですが、車を売却する際の査定では評価されるのでしょうか?それとも純正のホイールが一番査定が高いのでしょうか?

ホイールは純正オプションがベストか

新車を買う際に追加する純正オプションのアルミホイールの場合、買取や下取りの査定でプラスになることは一般的な査定の基準でも明らかにされています。

下表はJWL、VIAマーク付きで、かつデザイン、サイズ、規格が揃っている場合の買取査定時の加点を示したもの。「1点=1,000円」で計算。

インチ\年 当・1年 2・3年 4・5年 6年~
19インチ以上 90 70 50 30
18インチ 80 60 40 20
17インチ 70 50 30 10
16インチ 60 40 20 5
15インチ 45 25 15 0
14インチ 40 20 10 0
13インチ以下 35 15 5 0

純正オプションというのは吊るし(純正)ではないものの自動車メーカーが純正に準ずる信頼性をもとに提供している商品で、一般的には純正の範囲内でのドレスアップという意味合いになるため査定額はアップします。

ただ、その価値も年々低下し2回目の車検を迎える5年後では18~19インチという大径のものでも40~50点(1点1,000円計算なので4~5万円)のプラスに留まり、新車時のオプション代に比べるとかなり下がってしまうことに。

2回目の車検を終えた後…6年以降では19インチ以上でも3万円プラス、18インチで2万円プラスと、査定額のアップは微々たるものになってしまいます。

わざわざ装着するのは割に合わない

例えば19インチ以上の純正オプションアルミホイールを装着し初回車検時となる3年で売却したとすれば7万円のプラス査定になります。

しかし19インチの純正オプションアルミホイールはタイヤ込みで30~40万円ほどします。オプションの値引きを受けることができたとしても査定額アップより購入金額の方がはるかに高くなってしまうでしょう。

ゆえに、将来の査定アップを考慮して純正オプションのアルミホイールを購入するのは避けるべき。査定アップはどうしても欲しい場合の動機づけのひとつ程度にしかならない。

また、純正オプションのアルミホイールが査定にマイナスになることはないものの、縁石などで傷を付けてしまった場合などは査定額が無傷の純正ホイールより下がる可能性もあります。

今履いている純正オプションホイールに傷があって購入時に外した無傷の純正ホイールを保管しているのであればそちらに交換したほうが確実でしょう。

■純正オプションは信頼性とデザインの親和性があり査定アップ
■傷がついている場合は無傷の純正ホイールに代えたほうが良い

アルミホイールについた傷で査定は?

車に乗っていれば縁石などにアルミホイールをぶつけて傷つけてしまうこともありますよね。日本自動車査定協会(JAAI)ではそんなアルミホイールの傷やくすみの減点についても規定しています。

下表は「うすい擦り傷、くすみ」の減点と、交換が必要な傷や腐食、亀裂、変形がある場合の減点を示しています。こちらも1点=1,000円です。

ホイールの径 1本分の価値減点 1本分の交換点数
19インチ以上 12 47
18インチ 10 38
17インチ 8 32
16インチ 7 29
15インチ 6 23
14インチ 5 21
13インチ以下 5 20

18インチの場合、4本のアルミホイールのうちいずれか1本に軽いガリ傷やくすみ程度であればマイナス10,000円。交換しなければならないほどの傷や腐食がある場合はマイナス38,000円となります。

当然ながら傷がついているホイールの本数が多くなれば減点も増えることに。路上駐車などをする際、助手席側は縁石でホイールをガリガリしてしまいがちなので慎重な運転を心がけたいところ。

ちなみに純正オプションのアルミホイールを装着している場合は、4本セットで加点したのちに減点を適用します。プラス査定になる純正オプションのアルミホイールといえど、程度が悪ければマイナスになってしまう場合もあるので注意を。

社外のアルミホイールが車の査定に与える影響

純正オプションであれば少ないながらもプラス査定になる場合が多いのに対し、悩ましいのが社外のアルミホイールです。

社外ホイールはデザインもさることながら質も信頼性も玉石混交で、例えば同じインチでも4本4~5万円で買えるものもあれば20万円以上するものもあり、信頼性や質には大きな隔たりがあります。

また社外ホイールは汎用品であるため、無難にまとまっている純正オプションのホイールと違い、車のデザインと合うかどうかは各々の主観にゆだねられ、「かっこ良い」「かっこ悪い」と極端に意見が分かれるケースも。

そのためデザインのとんがったアルミホイールやクセの強いもの、ノーブランドなど格安のホイールは査定にマイナスになることも十分考えられるのです。

では社外のアルミホイールでプラス査定になることはないのでしょうか?

高価なスポーツカー向けホイールはプラス査定も…

例えばスポーツカー向けの比較的高価な鍛造アルミなどは軽さと強さを兼ね備え、性能面や価格面、信頼性において高い評価を得ているため傷がついていなければプラス査定になる場合が多くなります。

BBSやRAYS(レイズ)のホイールが有名でしょうか。

一方、ヴェルファイアやセルシオに多く見られるメッキ系や深リムの大径ホイールは、価格がピンキリな上に性能面でのアドバンテージもなく、また世間的な印象も良くないことから一部のドレスアップ好き以外には敬遠される傾向にあり、高価なブランドホイールでない限りマイナス査定を覚悟しておく必要があります。

そのため、純正ホイールを保管しているのであれば社外ホイールは外して査定に出すのがベター。社外ホイールは高価、安価に関わらずヤフオクなどで売るとトータルではほぼ確実にプラスになるはずです。

これはプラス査定になるであろう高価な鍛造アルミホイールも同様。そのまま買取査定に出しても多少のプラス査定は得られますが、純正ホイールに戻したうえで査定を行い、外したホイールはヤフオクなどで売った方がいい。

面倒でなければ社外ホイールは外してオークションに出しましょう。

■社外ホイールは玉石混交で、ものによってプラスにもマイナスにもなる
■ブランドホイール等ある程度高価なものでない限りプラスは期待できない
■面倒でなければ査定の際に純正ホイールに履き替え社外はオークションに

アルミホイールが査定に与える影響のまとめ

基本的にアルミホイールが査定に与える影響はそれほど大きくなく、もっともプラスになりそうな純正オプションのホイールですら5年も乗れば査定アップは3万円前後です。

そのためホイール交換は純正オプション、社外に関わらず純正ホイールをできるだけ保管しておくようにし、査定の際は純正に履き替え社外ホイールはヤフオクなどのオークションに出品するのがもっともお金になる方法といえます。

また、評価の高い純正オプションのホイールや高価な社外ホイールであっても傷の程度によってはマイナス査定になってしまう可能性がありますので、そういった面でも純正ホイールに好感したほうがいいでしょう。

購入時は結構な出費になるのに対し、車を売却する際の査定にはさほど大きい影響を与えないアルミホイール。一番損をしない方法は純正ホイールのまま乗るという結論に達してしまいます。

すでに純正オプションや社外のアルミホイールを履いている場合は、プラス査定額や手間、傷の程度などを総合的に判断し対応を決めるようにしてください。

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